水曜日, 6月 27, 2007

世界大学ランキング

http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/results/2006/
によると三重大学は世界で250位。日本の大学の中では15位。これってニュース?

http://blogs.yahoo.co.jp/tennisoyabaka/49705556.html
を参考にしました。

日曜日, 6月 24, 2007

ねごこち

三重大学生物資源学部の学生が大学近くの酒造会社の協力を得て創った濁り酒の名称です。ではということで家族で一杯。

濁り酒のイメージとしてまったりとした芳醇な味を想定していましたが,発酵途中で炭酸が強く,濁り酒なのにさっぱり感が漂う,甘さ控えめの味です。おいしい。濁り酒というと私のような呑兵衛オジサン向けの雰囲気ですが,これなら若い人も呑みやすいんじゃないでしょうか。

三重大生が手掛けたのは他に「糀(はな)まみれ」「空翠(くうすい)」。こちらは清酒。いずれも購入済み。味見は追々と言うことで。

これらを宣伝しているのが
 ツニキテセンタイ ツヨインジャー
http://www.kanshin.com/keyword/1142645
頑張ってね。

濁り酒のせいでちょっと胸がかっとなってまいりました…

沈黙教育と徒弟制度

「原子力文化」というマイナーな小冊子の6月号に「江戸のホモ・サピエンス」というシリーズの記事中に標記のお話しがありました。

「以前は,こういく訓練法が封建的で非能率的だといってこき下ろす人が多かったが,最近では教師が手を取って教えるのではなく,当人が『見て覚える』方式の徒弟訓練を『沈黙教育』といって評価する人が増えている」

とあります。その説明として「一見効率がわるそうであるけれども,さんざん考えて繰り返して試みてから上手になった方が技術を応用する能力に大きな差ができる」としています。

これは課題/問題解決学習(Project/Problem-Based Learning)の考え方ですよね。違いはPBLでは意図して教えずに生徒/学生に考えさせるのに対し,(おそらく)江戸の職人は他の教育法を知らなかったし,その暇もなかったということだと思います。

大学受験など目先の目的に手早く結果を出すためには悠長なことはやってられないという風潮を感じますけれども,長い目でみると少しほうっておくぐらいにしてあれこれ悩み,考えさせた方が良いと思われます。

ただし文科省は平成18年に大学院教育に「徒弟制的な教育は限界?」という問題を投げかけています。研究室運営のために教授-助教授-助手-院生-学部生(助教授,助手は旧表現)といったヒエラルキーでもって院生らを研究の労働力として使うのを戒めたものです。意図して突き放すのか,労働力としてこきつかうのか,この辺は当事者の教育的な知見と自覚次第で,一見似て非なる研究室運営がありそうですね。

木曜日, 6月 14, 2007

自己効力感

ここ一週間ほどどうも元気が出ません。

理由を自己分析すると,身内の進路がなかなか定まらない,知人の健康が芳しくない,学生の努力が形となって出てこない,…,といった「~ない」という事象が複合的に絡んでいるようです。一つ一つは「松岡としてはどうしようもないんじゃないの」と納得できることなのですが,そういったことがたくさん溜まってくると気分がどんよりと曇ってしまうようです。

最近仕事の上で「胆力」という言葉を引き合いに出しましたが,この胆力はCommitment(自己投入力),Control(自己効力感),Challenge(挑戦力)の3つの”C”からなるとか。このうちの自己効力感が持てない状態というのを今身をもって体験していると言うことになります。

この胆力低下状態,どう打開すればいいですかね。やはり,ぱーっと一杯,あるいは草原でスポーツ,ですかね。そう言えばゴルフ仲間が3月に遠方に行ってしまったというのも背景にありそうですね。

日曜日, 6月 10, 2007

運営費交付金




教育再生会議の平成19年6月1日付けの報告「社会総がかりで教育再生を・第二次報告~公教育再生に向けた更なる一歩と「教育新時代」のための基盤の再構築~」には

具体策3 国立大学法人運営費交付金の改革
「運営費交付金の配分については、①教育・研究面、②大学改革等への取組の視点に基づく評価に基づき大幅な傾斜配分を実現する。その際、第三者評価たる国立大学法人評価の結果を活用する。」

と書かれています。

現在の国立大学法人運営費交付金は傾斜配分されていないのでしょうか。平成19年度の運営費交付金は以下のようになっています。

 最多 東大   889億円
 我が 三重大  118億円(東京大学の13.3%)
 最少 大阪外大  13億円(  〃   1.5%)

学生定員等が違うにしてもこれは十分傾斜配分ですよね。

三重大学で言うと運営費交付金から研究費として各教員に回ってくるのは一人当たり数十万円。パソコンとソフト,書籍他あと少々買えばなくなる金額です。といって教育にかかる予算は削れません。人件費は大まかにいって一千万円/年ですからこれを削りに削っています。勢い,教員も職員に疲労感漂う毎日となっています。つまり現在の運営費交付金はほぼ必要最低限の「維持費」であって競争的と言える部分がありません。

問題は諸外国と比べて教育にかける予算がとても少ないことにあります。私は日本は教育予算を一桁増やしても良いと考えています。これは決してオーバーではありません。各種の助成金を見てみますと,経済産業省関係の金銭感覚と教育関係の金銭感覚が一桁程度違うことがわかりましたし。

国立大学の統合・再編と絡めての議論かなと思います。かつて国立大学は駅弁大学などと揶揄されたことがありますが,昨今の地域連携を考えると各県にある国立大学法人はとても良いシステムなのでは?みんなが旧帝大系のような大学になろうとするとそれは予算的に無理があるでしょうけれど,日本全体としてみれば中堅,地方としてはその地方をリードする大学として各県1つの国立大学法人はその意義をあらためて確認されて良いと思います。

教育学部の統合問題が騒がれましたが,あの騒ぎで教育学部の地域連携の重要さが理解されました。教育学部では地域連携は当たり前で,昔からなされていたことですからね。

統合されて地方の国立大学法人がなくなってしまってから「昔の駅弁大学システムは良かった」ということになりませんように。

日曜日, 6月 03, 2007

「還らざる道」内田康夫著を読みました

私の勤め先である三重大学の藤田達夫先生が物語に出てくるよと知人に教えてもらいました。当の藤田先生にそのお話をしましたら「よくご存じですね,お貸ししますよ」と持ってきてくださいました。扉を開きますと
 藤田達夫様
 内田康夫
 平成十八年十一月三日
と著者のサインが入っている謹呈本です。こんな大事な本を,と思いつつも目先の仕事に追われてなかなか読み始められなかったのですが,この週末一気に読みました。

ルポライターの浅見という好青年と,事件に関わる家族の美しい娘である正恵が徐々に大きな事件の真相へと向かう流れ,読み出すと止まりませんね。そこに事件の舞台に関係する明智光秀研究の権威と言うことで藤田先生の名前が実名でポンと出てきます。なお「浅見光彦倶楽部」のホームページというのが開設されています。
http://www.asami-mitsuhiko.co.jp/

一緒にいただいた藤田先生著作の「謎解き本能寺の変」はこれからです。こちらは藤田先生から私へのサイン入りの謹呈本になっています。学生の頃歴史は全くダメ,苦手でしたが,こういう入り方をすると楽しく読めるんだろうなと期待です。